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High Density Hoodie   Design by 山根敏史


ー今回新登場のso farのフーディ、デザインや素材のこだわりポイントはありますか?


これは、自信作ですね! ネップ糸を使って超度詰めの裏起毛生地を作りました。 

実は、脇は縫製してあるのですが、 生地を編み立てるのに丸胴の織機を使っていて、 あえて筒状の生地を分解して縫製して組み立てているんです。 


 ー筒状になった生地をあえて裁断して作っているのですね。  

そうなんです。 じゃないとこのアメリカっぽい生地の雰囲気が出なくて、 あえて編み上がった生地を裁断して作っています。 僕はニットも好きなんですが、手入れが大変だったり、 やっぱり手軽にガンガン洗いたいと思うので。 

ニットくらい暖かくて手軽に洗えるパーカーを作りたいと思って、 綿100%で暖かさにこだわって作りました。


 ーこだわったディティールなどはありますか? 


普通のパーカーではなくちょっとだけ変わってるものを作りたくて、ファスナーをあえて止水ファスナーを使っています。 

これはアウトドア用品でよく使われる仕様で、ファスナーを超音波で取り付けする作り方をしていてます。 綿のパーカーなので全然防水ではないんですけど笑 


 ーパーカーに止水ファスナーというところで、服好きな人が食いついてしまうパーカーですね。  


そうですね笑 着合わせた時なんかにチラッと見える止水ファスナーが、 「なにこれ?」ってなる感じ。 縫製は全てフラットシーマで縫製していて、着ていて本当にノンストレス。 

生地も縫製によってチラッと白い糸が見えることも狙っています。 

フラットシーマのパーカーはたくさんあるのですが、 so farのパーカーはドロップショルダーにしてあったり、 身幅もシルエットも程よくゆとりがあり、着心地にこだわっています。 

カットソーは後染めの物が多いのですが、生地も糸から染めていて作っていて、ブラックは表と裏を糸色を変えています。 

 違う生地屋さんやプロの方が見て「よく作りましたね」っと驚いていました笑 

生地だけで1m ****円です笑 

 今までなかなかここまで作りこめなかったので、” 最高傑作 “ です。 


 ー語り始めると、止まらないですね笑 良いパーカーを求めている方へアQとしても是非おすすめしたい物です。 

 そうそう、これで酒呑めますね笑 

ここまでのこだわったパーカーはなかなか無いと思うので、 1着持っていて長く着続けてもらいたいです。 

 ヴィンテージのスウェットのようにクタッとしてくる感じも楽しんで欲しいですね。  

ブランドの”さっと羽織って着られる” ”気負わないアイテム” と言う部分の表現の最高傑作がまさにこのパーカーですね。 so far の定番として続けていきたいアイテムです。


・High Density Hoodie   ¥40,000+tax  ユニセックス 

U1(着丈63cm/身幅53cm/肩幅60cm/袖丈55cm) / U2(着丈65cm/身幅57cm/肩幅63cm/袖丈57cm)



Boa Shawl Collar Box Coat           Design by 山根さとし  

ーこちらはLOOKでもとても印象の強いコートですが、 デザインや素材のこだわりポイントはありますか?  


オーバーサイズのボックスコートのようなアイテムを作りたくて、ウールとコットンを混ぜた太めの畝の”カツラギ”素材を使って作りました。

 ウールだけで生地を織るとかっちりしすぎてしまうのと、 重くなりすぎないように他のディティールとの組み合わせを考えて綿とウールを合わせて生地を作りました。  

ショールカラーなんですけど襟元まで留めて着られるようになっています。 


そして、襟のボアにはヴィンテージ感を出すようにシープボアを使っていたり、 ワークウェアが好きなのでナットボタンにしていたり。 

このボタンも経年変化で色が変わっていくので、 長く着てヴィンテージに変化するのを楽しんでもらいたいです。 

ーこだわったディティールなどはありますか? 

 チェスターコートのような堅いイメージでははない、 メンズならではの要素を取り入れたコートにしたくて。 今の気分チェスタコートじゃなかったのでドロップショルダーにしたり、sofarの雰囲気でざっくり着られるコートにしました。 

厚い素材でドロップショルダーを綺麗に出すために、 実は見えない裏側の縫い代部分もこだわって縫製をしていて。 工場さんが大変なんですが毎回お願いして縫い上げてもらっています笑 

裏の仕様では、裏地をコットン素材にしてゆとりを出すパターンを使ったり袖裏はキュプラ生地にして着心地を重視した作りにしています。  

ー どんな着こなしがオススメですか? 

綿とウールを混ぜてオリジナルで作ったウェイトのあるカツラギを使っているのでずっしり着られるけど、いわゆるヘリテージ感はなく、中のインナーを色々着合わせできるようにしています。 

なので、Quiltina No Collar CoatHigh Density Hoodieを合わせてもらうと良いですね。  

足元はスニーカーを合わせてもらうのがオススメです。


・Boa Shawl Collar Box Coat   ¥60,000+tax  M0/M1/M2 



CW Fisherman Pants Black      Design by 山根敏史


 ーシルエットに特徴のあるso farのパンツ、デザインのポイントはありますか? 

 このパンツはso farの定番で作っているパターンのパンツで、 腰回りにゆとりがあって、膝下からテーパードの効いた細めのシルエットになっています。 

今回はサイドのポケットはiPhone6 を入れて、取り出しやすいようなサイズ感にしました。


 ー素材のこだわりポイントはありますか?  

今回はBoa Shawl Collar Box Coatと同じ生地を使っていて 綿とウールで作った太めのカツラギ生地です。 素材の光沢感も良い雰囲気で、きれいめな印象です。 

ーおすすめのポイントありますか? 

実はso farのパンツはこのパターンから展開しているアイテムが毎シーズンあって、 去年買っていただいたお客様には、今年は違う雰囲気で着てもらったり。 

期待を裏切らないso far らしいパンツです。


・CW Fisherman Pants Black    ¥22,000+tax    M0/M1/M2

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